はごろもフーズは、2011年度決算が2年連続の減収減益で、5年ぶりの最終赤字(純損失6800万円)となったそうです。
溝口社長は「近年で一番厳しい業績。値上げへの理解をお願いするしかない」と語ったそうです。
昨年度の売上高は前年度よりさらに17億円(2.2%)減の766億円で、キハダマグロやカツオなど原材料の高騰に加え、東日本大震災で仙台市の製缶工場が被災し、一部商品の製造販売ができなかったことが響いたようです。
原材料の高騰は数年前から止まらず、昨春から値上げを検討していたそうですが、震災で見送ったとのことです。
今後、ツナ缶「シーチキン」を含めた主力商品の値上げを求め、関係業者と交渉する予定だそうです。
値引き商品として売られがちですが、厳しいようですね。