三井物産、住友商事、丸紅の大手商社3社は、2012年3月期の連結決算を発表し、鉄鉱石や原油など資源高や新興国開拓により大幅な増益とし、3社そろって過去最高の最終利益だったそうです。
三井物産が前期比41.7%増の4344億円としたのを筆頭に、伸び率は2桁だったそうです。
三井物産は売上高が5.4%増の10兆4811億円で、丸紅は売上高が17.3%増の10兆5843億円、最終利益が26.1%増の1721億円、住友商事は売上高が0.9%減の8兆2730億円と減収ながら、最終利益は25.2%増の2506億円と伸ばしたそうです。
2013年3月期の最終利益見通しも高水準になっており、資源・エネルギーは投資回収に時間がかかる案件が多いこともあり、その割合が高い三井物産が前年比で7.9%減の4000億円と減益予想でしたが、丸紅は16.2%増の2000億円、住友商事は3.7%増の2600億円と増益予想だそうです。
丸紅と住友商事はメディア事業や食糧事業など他事業での収益が伸びると見ているようです。
資源高が続けば、商社の好調も続きそうですね。