為替見通し
2012年04月29日
ドル円はレンジ相場、雇用統計など米経済指標次第
ユーロ円はレンジ相場、フランス大統領選、ギリシャ総選挙などある。
FOMCや日銀金融政策決定会合でやや金融緩和が打ち出されて、円安になり株価は上昇も、連休前で元に戻した。企業の利益が上昇してきており、リスク選好になりやすい。欧州の債務は過去の事のようになっている。為替もスペインで動かなくなっている。(Y)
ドル円来週80.50~82.00円3カ月79.50~84.00円
ユーロ円来週106.00~107.50円3カ月105.00~112.00円
上場企業の業績、回復基調=今期、8割が増収増益予想―時事通信集計
上場企業の3月期決算発表が中盤を迎えた。時事通信の28日集計では、今期(2013年3月期)に増収増益を予想する企業は全体の8割に上る。前期(12年3月期)の減益要因だった東日本大震災やタイ洪水の影響を克服し、業績の回復基調が鮮明になっている。
今期の経常利益予想の合計は前期比23.8%増で、前期実績(前々期比27.0%減)の減益を相殺するV字回復となる見通し。震災前の利益水準を1年でほぼ回復する形だ。
集計対象は同日までに連結決算を開示した東証1部上場企業のうち、前期と比較可能な245社(金融を除く)。会社数は3月期決算企業の2割強だが、株式時価総額ベースでは4割を占める。米国会計基準や国際会計基準を採用する企業は経常利益の代わりに税引き前利益を使用して集計した。
2012/04/28(土)
■08:26 JST USD/YEN=--- EUR/USD=--- NY金=$--- NY原油先物=$---
NY市場ドル・円相場はじり安推移して 80円台前半へ下落。NY市場オープン後に発表された第1四半期GDP速報値が市場予想(+2.5%)を下回る +2.2%。これを受けて一時、後退していた第3次量的緩和、いわゆるQE3観測が再び強まった。日銀の追加金融緩和策が打ち出されたことで円売り材料が剥落したことも手伝いドル・円相場は 80.70付近で伸び悩んだあとじりじりと軟調に推移。この日の安値 80.22をつけた。NY市場引けは 80.25レベル。ユーロ・ドル相場は 1.32台半ば付近で堅調地合い。米GDPを受けてユーロ・ドル相場はこの日の高値 1.3270をつけた。同水準で上げ渋って売りに押される場面があったが、1.3235/40レベルでサポートされた。スペイン国債格下げが市場でさほど取り沙汰されなかったことから市場のリスク回避姿勢が弱まりつつあることが意識され、米景気先行き不安に乗じたユーロ買いがしっかりと入っていた。NY市場終値は 1.3250/55レベル。
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポート(週次更新)2012年4月27日
(PDF 198KB
