4/17,前立腺癌に罹患していることを公表したウォーレン・バフェットのメッセージを,半ば酔狂で訳出してみました。
ちなみに同氏,CEO続投意欲満々のご様子。ご同慶の至りです。(^_^)/
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バークシャー・ハザウェイの株主の皆様
今回お伝えしたいのは,私が前立腺癌・第一期を患っていることです。幸いなことに,医師は生命に別状無いどころか,衰弱さえもしていないと診断してくれました。それは先週水曜のことです。当日はCAT(コンピュータ断層撮影),木曜には骨のスキャン,そして今日(4/17)MRIを受けました。こうした検査の結果,癌の転移は全く見られないことが分かりました。
医師と相談した結果,7月半ばから2ヶ月間放射線治療を受けることを決めました。そのため,その間旅行はできませんが,日常の業務に何ら支障は生じません。
私はとても元気で,もう体調はさながら好調の健常者のようで,エネルギーのレベルは100%です。私の癌が見つかったのは,主治医が長年計ってきてくれていたPSA(前立腺特異抗原)が正常値を越えてしまい,生検がそれを裏付けたからです。
私の健康状態に何か変化があればすぐにお伝えしますが,変化していく(衰弱して,CEOを辞任する……訳注)のは,それはもちろんその通りです。でもそれはまだ大分先のことになる,と私は確信しています。
ウォーレン・バフェット