日立製作所がレアアースを使わない産業用モーターを開発

TAROSSAさん
TAROSSAさん

日立製作所は、レアアースを使わない産業用モーターを開発したそうです。

モーターの心臓部となる鉄心に永久磁石を使うことでレアアースを使用する場合と同等性能を実現し、工場のポンプやトンネルのファンに利用可能な出力11KWの中型容量モーターへの適用を可能としたそうです。

世界生産量の9割超を占める中国の輸出規制でレアアースの高騰が続くなか、代替需要が見込めるとみて、日立は2014年度の製品化を目指すそうです。

日立によれば、新型モーターは、国際電気標準会議(IEC)が定める効率ガイドラインの最高水準に当たる約93%の効率を達成したそうです。

 

レアアースをめぐっては、2010年7月に中国が資源保護のため輸出枠を減らしたことで価格が急騰し、種類によっては、現在も今年1月時点に比べ6~7倍高い水準にあることから、価格高騰を背景に電機各社ではレアアースを使わない部材の開発が急ピッチで進んでいるようです。

すでに三菱電機と日本電産が電気自動車の駆動用モーターを開発しているほか、HOYAは、HDDに搭載するガラス基板用の研磨剤で、レアアースからの置き換えを進めているそうです。

 

中国に頼らなくても済むこういった技術はどんどん開発してほしいですね。

2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
TAROSSAさん
yoc1234さん こんばんは。

そうですね。

中国に真似されないうちに、稼ぐだけ稼いでおかないといけませんね。
yoc1234さん

おはようございます。

 

対策をして実用化するまでは日本の独壇場。

 

その後真似するのは中国のお家芸。

 

嫌になります。

TAROSSAさんのブログ一覧