トヨタ自動車は、新しい自動車開発手法「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」を導入するそうです。
開発段階から部品やユニットを共通化したり、基本部品を複数の車種で活用するそうです。
今年度末をめどに平成21年度比で約30%の開発効率を向上させ、その後も20%超の原価低減を目指すなど、商品開発力強化と開発コストの削減の両立を図るそうです。
トヨタでは、2年後をめどに、TNGA対応の車種を発売するそうです。
現在、前輪駆動車について、小型、中型、大型で、3種類のプラットホーム(車台)を開発中で、これを対応させて、部品の共通化などを図っていくそうです。
1つのプラットホームで、6~8車種程度の新車を投入する計画で、数年後にはこの3種のプラットホームベースの新車がトヨタブランドの総生産台数の半数をカバーするそうです。
自社だけでなく、部品メーカーにも協力してもらい、複数の車種向けのユニット共用化などの活動を本格化させていくそうです。
例えば、現在100種類程度調達しているラジエーターは、共通化によって21種類に統合するなど、すでに調整を始めているそうです。
今までもかなりのコストダウンを図ってきていると思いますが、まだ30%も効率化できるとは、すごいですね。