大往生したいなら,病院に行くな

kfjさん
kfjさん
『週刊現代』'12/3/31号,中村仁一・新田國夫(対談)「大往生したいなら,病院に行くな」から要点を抜粋します。


○入院医療によって,主病名の以外の身体環境を悪化させることが多い。心筋梗塞は治ったが寝たきりになる,抗がん剤の副作用で味覚を失う,など。

○75歳以上の人は入院すると,1日2%体力が落ち(通常,一年で落ちる分),基本,寝たきりにされてしまう。だからできるだけ早期にリハビリをしないといけない。

○ともかく命さえ救えばという医療従事者の使命感が,患者には苦しみになることも多い。

○専門医の弊害は,全体を見ず,臓器や病気しか見ないこと。生活習慣や生活背景など一切考慮せず,40歳でも90歳でも同じ治療をする。

○昔の遺体は軽かったが,今の遺体は重い。点滴で必要以上の水分を体内に入れられているから。

○命を守るだけだと,ダラダラと死ぬことを先送りするだけの医療になり,本人は希望もしない苦しい日々を送らされる。

○穏やかな,安らかな死には,普段からの心がけが必要。

○痛むならさておき,痛まないなら放っておく。知らない方が幸せなこともある。

○日本人は命の有限性にきちんと気づかないといけない。人間としての繁殖期を終えたら,もういつ死んでもおかしくない。還暦や定年を迎えたら,死を前提にものごとを考える。会っておきたい人には会い,行きたい所には行っておく。死を全く考えていないから,なんとか生にしがみつこうとする。だいたい年をとったら早過ぎる死なんてない。もう十分に生きたんだからいつ死んでもいい。

3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
kfjさん
☆島さん,yoc1234さん

それぞれに貴重なコメント,ありがとうございます。

ゲゲッ,それが実態ですか……。(+_+);; よ~く,脳裏に刻みつけておきます。


yoc1234さん

こんにちは。

 

もう少し病院に置いてくださいと言ったら、こんなとこに長いこといたら

 

早く死ぬような言い方をされた事を思い出しました。

 

よくわかっている先生もいます。

島次郎さん

とくに、大学病院は良くないと思います。

検査づけの入院生活

大先生(教授)は神様、若いネジは、休みなし。タコ部屋に入っているような感じです。ただ看護師さんたちは、素晴らしいです。凄い毎日努力しています。

kfjさんのブログ一覧