東映アニメーションは、業績好調を受けて、配当を従来予想より倍増するそうです。
期末に1株当たり年30円の配当を予定していましたが、特別配当30円を上乗せして年60円に増やすそうです。
東映アニメは今年度、四半期決算を発表するたびに通期業績予想を上方修正してきており、第1四半期決算時は売上高242億円、最終利益20億円の見込みだったのが、第2四半期決算時は290億円で25億円、さらに1月末に発表した第3四半期決算時では310億円に29億円へと引き上げています。
上方修正は「ワンピース」と「プリキュア」が両輪となっているようです。
「ワンピース」はアニメ以外にキャラクター商品販売やイベント収入が予想を上回る好調だったそうです。
「プリキュア」シリーズも、テレビに加えて劇場用映画も人気で、キャラクター商品販売やイベントが好調だったそうです。
さらにこのほかにも「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」などの過去の大ヒット作のコンテンツ事業も収益の上積みにつながっているそうです。
東映アニメは昨年度も業績好調で、普通配当年20円に特別配当30円を合わせて年50円としていましたが、今年はさらに業績が好調なので、配当額を増やすことにしたとのことです。
22日の終値が1928円で配当が60円だと、配当利回りは3.1%となります。
さらに株主優待が100株の場合、新作2作品(株主優待限定の描き下ろし)となつかしの名作2作品を1セットした株主優待オリジナル「キャラクターQUOカード」(2,000円相当)が贈呈されるので、配当+優待利回りは4.1%となります。
なかなかいいですね。
(増配をうけて株価が上がれば利回りは下がってしまいますが...)