3月23日号の週間ポストに放射能汚染に関する風評被害の記事が書かれていましたね。
ご覧になった方も沢山居られると思います。
要するに福島県を訪れた人が現地で戴いた土産物を
福島県内や栃木県のサービスエリアに捨てて帰るケースが後を絶たないのだそうです。
しかも野菜や米などの農作物だけでなく、福島銘菓の「ゆべし」や「薄皮饅頭」まで捨てられているのだとか。
また福島県から他県へ移住した子供がいじめに遭うというニュースも時々耳にします。
東電の犯した罪が計り知れないのは当然ですが、マスコミ報道の有り方も考え直す必要がありそうです。
放射能に関しては事故当時いろいろな学者先生がマスコミに登場し
ここぞとばかりに知識を披露されましたが
私が知る限り、お一人の方を除いて偏った発言が圧倒的に多かった様に思います。
人は一度インプットしたネガティブな情報を簡単にリセットすることが出来ません。
まして我が身に関わることとなればなおさらです。
原発事故の後始末にかなりの時間を要するのは仕方ないとしても
風評被害も今後数十年に亘り引き継がれる可能性があると思います。
除染作業と並行して風評の除去にも力を注いで欲しいものです。
さてNYが高値で引け、為替もさらに円安へ振れています。
今日の日経平均は再び終値10000円にチャレンジする一日になりそうですね。