日銀のインタゲ政策に懐疑的です。
デフレ脱却と言いつつ3年もデフレを続けた日銀が、1%と言ってホントに1%にすると思いますか?
普通なら2%と言うところを1%としたところがミソでなかろうか?
デフレ政策と増税のポリシーミックスに、財務省一家の策謀を見る向きが広がってきつつありましたから、それを払拭するためのアリバイ作りが今回の動きと見ます。
1%というのは税収がそれほど伸びない=増税を邪魔しない上限ラインに近い。 実際には何年も1%に到達させないでしょうしね。
つまり、日本国内の物価上昇(≒景気回復)は世界景気回復の割に小さく、円安進行もかなりしょぼいものになる可能性が結構高いのではなかろうか。
通貨供給を気合いを入れて増やすのは、増税成就後でしょうね。
でも、最終的に20%の税率を目指すだろうから、それも一時的かもです。
(補足)円安が進むかどうかは、一に米国の景気回復度合いがどの程度かにかかってきます。 日銀の金融緩和が消極的緩和なのだから、円安進行も米国次第なのです。
日銀の金融緩和が消極的なのは、緩和の額面を固定化してることからも明らか。 ほんとに1%にするつもりならば、枠などはめずに、1%になるまで50兆でも100兆でも通貨供給を膨らましていく、、、そうするはずです。