元祖SHINSHINさんのブログ
くらま温泉
朝一で清明神社へ向かってから、
出発寸前にスナックカスタム店主より依頼された、
音信不通だという人探し(京デザイン建築家)を出町柳周辺にて成功させた後、
京都大学・吉田神社を過ぎて真如堂横にある法伝寺を参拝した。
京都大学周辺は、原発反対の看板がたくさん掲げられていたが、
TPP反対という看板は見当たらなかった。
中野剛史先生、元気なのだろうか。
京都の著作の多い入江敦彦氏の文章で知った法伝寺は、
稲荷好きなら興味がわくと思うのだが、
陀枳尼天を祀っているという稲荷神社は、思いのほか何やら寂しげだった。
そうして時間を過ごした後、前の記事にあるように伏見稲荷に向かう。
あまりに早い時間に伏見稲荷へ行くと、誰もいないので寂しいからだ。
出町柳 → 伏見 → 出町柳 → 鞍馬
何ぞという無駄にみえる工程は、そうして生まれた。
伏見稲荷を参拝したあと、
帰りのバスまで10時間ほど合間があるので、
かねてより興味のあったくらま温泉へ。
出町柳駅から叡山鉄道に乗り換えて、
終点の鞍馬温泉に着くと
待合室の灯油ストーブに目が止まる。
その日は小雨が降っているし肌寒く、もう夕方だったので
鞍馬山に登るのは諦めて、温泉につかってひと眠りしようという算段だ。
待合室から外を見やると、くらま温泉の送迎バスが目に留まって、
「なぁ兄さん、ちょいと用を足してくるから待っててケロ」
などと、出発しようとする運転手の兄ちゃんに声をかけた。
TVや雑誌でお馴染みな、
馬鹿デッカイ天狗のお面を左手にしながら出発すると、
何のことはない、10分もしない内にバスは温泉に着いた。
叡山鉄道が到着する時間になると、こうして送迎しているのだという。
入浴料は一度っきりが千円で、何度でもあっちこっちしながら入りたい場合は二千五百円。
京都には温泉が少ないので、一度は行ってみたかった。
いまどきはスパ施設が発展しているのでどーということはない温泉だったが、
周囲の山々が霧に煙りながら深緑のグラデュエーションを彩っており、
雰囲気は悪くない。
二階には宿泊施設と休憩所がある。
日帰りでも時間制限はないようなので、
ビールを飲んで5時過ぎくらいから8時過ぎまで、
ほぼ独占状態のまま、ひと気の少ない休憩所にて、浴衣姿で爆睡したのだった。
だだっ広い畳敷きの中での爆睡。
シーズンオフの京都も悪くない。
JR東日本・・・いやいや、南海バスがお贈りしました(笑)
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タグ:
>出町柳 → 伏見 → 出町柳 → 鞍馬
とおい!!(笑)
というか、かなり行ったりきたりですやん
>シーズンオフの京都も悪くない。
温泉画像が見たかったなぁ~...( = =) トオイメ
お久しゅう!
画像みせるほどではない、
寂れた温泉と思っていただいた方がイイです。
その方が、実際に行ったときにそれほど悪くないと思えるので。
今までで一番よかったのは、
天河弁財天のそば、川のせせらぎが聞こえてくる天川温泉でした。
そこは逆に、建物が近代的過ぎたのですが。
天河弁財天を下って川の手前を右に曲がるところに、
小さな祠があるのですが、
そこはなんと「空海の心霊写真」が映った場所だというのです。
そのまま川を左手にして、坂を登っていくと温泉に出くわすのです。
いずれにせよ、やっぱり温泉は
自然の中に存在しないと雰囲気が出ないものですね。
あー思いだした。
その時にも先に伏見稲荷へ行ったんですよ。
京都のとある旅館に泊まったら、心霊現象が出て眠られません。
怖くなって、伏見稲荷のお札をもってから
今度は奈良の吉野へ行くと、
宿の予約をしていない。
飛び込みでトライすると、お婆さんが出てきて
「うちの旦那はね、普段は絶対に飛び込みの客は止めないのだけど、
今日ばかりは不思議でね、止めようっていうからさ、
まぁ、お上がりなさい。
次は必ず予約入れてクンろ」
などと、いきなり御利益が発揮されて
その晩は熟睡できました。
そして早朝、吉野から天川弁財天に向かうと、
その神社の入り口に、しっかりとお稲荷さんが鎮座しているのですよ。
私が伏見稲荷に行ったのも、先住民が稲荷をはずして死んだことが発端。
この稲荷の数珠つなぎには、脅威を感じている次第。
そこで思ったのです。
(仕事などでの)喧嘩・抗争に負けないようにするには、
この稲荷パワーは外せないなと。
それがエスカレートして、義経公や将門公にも触手を伸ばし、
もうすぐ道真公ですわ(爆笑)
PS:しかし、そのまんまオイラが喰われてしまわないように、
しっかりとアマテラス神を総大将にしておくのですた。