ニッセンHDは、UCCHDと資本・業務提携することで基本合意したそうです。
ニッセンはUCC完全子会社のギフト用品販売会社、シャディの全株を取得する一方、UCCはニッセンHDの発行済み株式の20%(議決権ベース)を保有し筆頭株主となるそうです。
シャディグループの売上高は約900億円で、買収が実現すればニッセンHDの連結売上高は約2300億円と通販業界で最大手の一角を占めることになるようです。
シャディはカタログを使ったギフト用品などを通販や店舗販売し、主に地方の高齢者を中心に225万人の顧客を抱える一方、ニッセンHDは都市部の20~40歳代が顧客の大半であり、補完しあえる関係となって、物流面やカタログ用紙の調達・印刷なども効率化できるとのことです。
ニッセンHDはUCCに自己株式など約1268万株を約45億円で売却し、調達した資金をシャディの取得費用に充てるそうです。
ニッセンとシャディなら良い組合せとなるんでしょうね。