米アマゾン・ドット・コムは今年春にも、電子書籍端末「キンドル」を日本で本格販売することを目指しているそうです。
NTTドコモは携帯電話回線を提供することを検討しているようです。
キンドルは、電子書籍端末の世界市場で約半分を占めるとされ、最も安いタイプで1台79ドル(約6100円)と安く、米国などで人気を集めているようです。
携帯電話の回線を積んだキンドルは、通信エリア内では、どこでも電子書籍を購入でき、通信費用は書籍の代金に含まれるそうです。
国内市場では、ソニーが携帯電話回線を積んだ電子書籍端末を年末に発売し、楽天も安価な専用端末の投入を準備しているそうです。
アマゾンは、日本でのキンドルの本格発売を目指し、出版各社との交渉を進めてきたようですが、「価格の決定権をアマゾン側が持つ」などといった条件を主張し、交渉が難航していたそうです。
昨年末からは、国内市場での出遅れを警戒し、出版社に対する条件を譲歩するなど態度を軟化させ、書籍の確保を急いでおり、書籍確保のめどが立てばキンドルを発売するとのことです。
周りも見ても、まだ電子書籍はあまり普及していないように見受けられますが、キンドルが安い価格で発売されれば、普及が加速するかもしれませんね。