最近は料金の元をとろうと、めっきりNHK系列を視ることが多くなってきた。
今日などは、TV東京よりも面白そうな番組があったので、堪能していた次第。
特によかったのは、ITエンジニアの及川という46になる若手社長の話。
マイクロソフトなど経由して、数々のIT企業を渡り歩き、現在に至った男。
今いる社員も、過去に有数の実績があるその世界では有名な猛者ぞろいだという。
世界を変えるようなアプリでないと意味がない、と言い切る理想の高さが面白い。
かといってガツガツ猛進するタイプでもなく、
一見すると頼りないくらいな雰囲気をもつのだが、
昔は怖い男だったようだ。
米国でIT業界の秘密会議があって、
及川氏の現在開発しているソフトの評判は高かったものの、
「もっとインパクトのあるものができないか?」
などと注文も出たという。
そこで今あるネタを多言語化する方向で行くようだ。
まず、中国語だと。
先行他社があるようだが、追撃するようだ。
その昔、売れない小説家が出版社に元作品を投稿するように、
何か面白いITネタがあったら、及川氏に連絡してみたい。
今の及川氏は、クラウドに絡めたインターネットで利用するソフトにばかり目が向いているようだが、
巷にはもっと日常的で、こうだったらいいのにというネタがたくさん転がっていると思う。
案外、現場とか素人の方がネタを拾いやすいのかもしれない。
高度なプログラミングテクニックは、プロにとてもかなわなくても、
アイディア出すだけなら、少しのIT経験者でもウケルネタは必ずあると思う。
アイディアさえあれば、彼らなら、きっとイイ花を咲かせることができそうだ。
世界中で咲かせることができたら、面白いな。