ドイツ政府が9日実施した短期国債の入札で落札利回りが初めてマイナスとなりました。ヨーロッパ債務危機への懸念から、リスクを嫌う投資家が安全資産のドイツ国債購入に集中した格好です。
ドイツ政府が9日実施した6か月物の国債入札では、落札利回りがマイナス0.0122%となり、新規発行の国債としては初めて「マイナス金利」となりました。通常の国債発行では、政府が利息を支払った上でお金を調達しますが、今回のケースは、逆に投資家が金利分を負担して国債を保有することになります。
市場関係者は、最高位の格付けを持つフランス国債の格下げ懸念やイタリア国債の利回りが危険水域の7%台で高止まりしていることなどから、資金の流れがドイツ国債に集中したとみています。
12日にはECB=ヨーロッパ中央銀行が今年初めての政策理事会を開きますが、ここで「国債購入」などについて踏み込んだ発言があるのか、注目が集まっています。(11日03:26)
6件のコメントがあります
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問題なのは経常収支黒字で国債利回りが極端に低いドイツと、財政赤字で外債による借金体質のギリシャやイタリア、ポルトガルなどとの金融政策をECBが一任していることでしょう。
あそこの為の金融政策がここの為の金融政策にはならないのが、今のユーロの問題の根源だと思います。
イタリアやポルトガルなどが不動産バブルになったのも、2000年代に輸出不振で不景気に陥ったドイツを助ける為に、ECBが金融緩和をやり過ぎたのが原因ですから。
うーん理解不能です・・・
安全だからってマイナス金利に投資するのは、どーいうことなんでしょう。
明日のECB理事会、なんか荒れそうですね。
安全だからってマイナス金利に投資するのは、どーいうことなんでしょう。
明日のECB理事会、なんか荒れそうですね。
母犬さん
おはようございます
コメントありがとうございます
世界的経済不安の後遺症でしょうね。
打開策・・・・・何かないものでしょうかね。
たとえば、、、、昔のように、固定レートに戻すとか、、、ダメですかね
はじめまして
国債利回りがマイナスになるなんてことが あるんですね。初めて知りました。ますますPIIGSとの利回り格差が開きそうですね。。。
この分では、12日の理事会次第では、またユーロが急落するかも知れませんね。。。