最近のマスコミの民主党批判には二つの流れがあると思う。
一つはN●Kのように『責任ある?増税路線』を何でもっとガンガン進めないんだ、と尻を叩く勢力。
これは、財務省など官僚と結託している勢力である。 マスコミゆえ、努めとして政府批判はするが、国営放送なので、役所に実質的被害が及ぶ論調は巧妙に取り除く、スルーする、無効化する。
そして、もう一つは朝●のように増税反対で叩く勢力。
これは鳩山路線、社民党に近い勢力で、もっと左翼方向に寄れ、という勢力である。 社会主義であるから、増税反対ではあるが、民営化反対でもあり、結果的に役所肥大化を推し進める勢力である。 役所というのは首切りがない分、労組も強力なので、左翼勢力に顔が利くのです。
というわけで、上記二つは、どちらも役所にとっては都合の良い勢力である。
で、なんやかんや言いながらも、民主党批判と同時に、自民のこきおろしもやってバランスを取ったりする。
民主が無能で風見鶏的にふらふらしてても、自民よりはマスコミの言うことを聞くので、ほとんど効果のない(=役所にとっては痛くもかゆくもないトカゲの尻尾切り)目くらましの事業仕分けパフォーマンスなどでは積極的に好意的報道を行ったりする。
反・官僚を掲げる政党(みんなの党)は完全にスルーされまくり。 反・官僚的な橋下氏も叩きまくりである(国民世論を見て微妙に風向きを変えているが、、)。
民主党政権(労働貴族)・官僚・マスコミ、、、これが自民・官僚・官需企業の政官業癒着に変わる新・癒着トライアングル。 どの癒着の真ん中にも常に官僚がいる。
反国益(国民全体の利益)なのは、どちらの癒着でも変わりません。
次の選挙では、自分の頭でよーく考え投票せねば、また、だまされ、おどらされ、むしられるだけです(民主党政権下では賃金低下・非正規社員増大・リストラ増大で、さらに増税、増税でした)。 キーワードは反官僚