さっきNHKを見てたら増税するかどうかの議論をやってた。
前の小泉政権の竹中さんが出てたんだけど、話を聞いてるとやっぱ頭いいなぁと感心したね。頭のいい人の話を聞いてるとまずポイントが整理されてるから聞いてて気持ちいい。説明や質問が整理されてるし、具体的なデーターに基づいて話をしてくるので本当に分かり易いんだよね。
それに比べてあの関西の女性タレントはなんなのだろうか? どうやったら今の日本の社会保障の赤字をこれから減らせるのか?って話をしてるのに、感情的になって、家族とか個人のパーソナルの話ばかりをする。お前もう恥ずかしいから黙ってろよって思った。あんたが出てるバラエティ番組じゃないんだからさ。あとあのNHKの解説員もひどかったな。
今の日本の社会保障のシステムは高齢者側に余りにも保障が傾いているがために、それが現役世代にとって致命的になっていて、このままではどこかで破綻してしまう。現行のシステムの前では増税しても赤字が膨らむ一方で、所詮は焼け石に水なんですよ。じゃあ、どうするんですか? 現役世代がやられちゃいますよ。根本的なシステムを変えていくしかないんじゃないですか?って話をしてるのに、個別の事柄を持ち出して感情論に訴えてもしょうがないだろ。こういう奴を見てるとすごくいらっとするんだよね。
政策論とかロジックを話してる時は、ちゃんと同じ角度で議論をしないと話にならない。というかそういう時にパーソナルな事柄を話すのは、すごく失礼だし、本当にずるいんだよね。結局こういう奴らは国が悪いとか文句を言うだけで、何も具体的な考えがある訳でないし、対案も出せない。
こういう奴らが、一生懸命働いているのにお金がなくて苦しんでいる人達に向かって、世界平和になればいいのにとか平気で言うんだよね。
パーソナルな話をする時はパーソナルな目線で話をしてもいい。居酒屋トークには居酒屋トークで返すのも楽しくていいんじゃない。でもロジックにはちゃんとロジックで答える。人と話をする上で最低限の礼儀です。
それに気付いてるいるかどうかが、頭がいいか悪いかの差なんだろうね。