さて、今回はちょっと真面目に投資プチ知識録。
人生、色々。恐怖も色々ございます。
恐怖って行っても、お化け屋敷の恐怖や、
高い瀬戸物を割っちゃう恐怖じゃございません。(いい仕事してま…あ゛~!!)
一応、投資・経済が当コラムの主題と決めてますから
そう。恐怖と言えば、恐怖の指数。
VIX指数(別名:恐怖指数)は、アメリカS&P500の値を基に作られた
アメリカ株式市場のボラティリティ(変動率)を表す指数。
これはご存知の方も多いかと思います。
この指数に直接投資は出来ませんが、
指数の"先物"に連動するように設計された下記のETF・ETNに投資する事は出来ますね。
1552:国際のETF VIX短期先物指数
1561:国際のETF VIX中期先物指数
2030:iPath VIX短期先物指数連動受益証券
2029:iPath VIX中期先物指数連動受益証券
実際の指数ときっちり連動…とはちょいといきませんが。
あくまで中期・短期の"先物"なもんで(^^;)ゞ
さてさて、恐怖はアメリカ市場以外にもございます。
するってぇと、メリケン以外も恐怖の目方を量りたいってのが人情ってやつですね。
人情…いや怖いもの見たさってやつでしょうか、恐怖だけに(汗)
そこで他の市場にも…あるんです、恐怖の指数が。
ドイツにはドイツの恐怖。
ドイツ株価指数DAXのボラティリティを見る、
DAXボラティリティ指数(VDAX)。
ドイツ証券取引所とGSが算出しているそうで
ヨーロッパ優良50銘柄の指数、EURO STOXX 50のボラティリティは、
EURO STOXX 50ボラティリティ指数ってのがあるそうです。
え、欧米の恐怖ばっかりじゃねぇか…って?
はいはい、もちろん日本のもちゃ~んとございます
日本のは、日経平均ボラティリティー指数(日経平均VI)。
こちらは日経オプション価格から算出しているそうで。
そんな代物があるとなると、日本株に投資している身としては、
日経平均VIのETFが欲しいところですね。
ですが恐怖が日本市場にどんどん登場しすぎると、
出来高を奪い合って共倒れ、上場廃止に…ってな事になっては元も子もありません。
ま、日本市場は米市場と連動性も高いですし(※1)、
ここはメリケン恐怖だけで我慢しておきましょうかね?
※1:ドルベースで日本株を見た場合