入院されている天皇陛下のご病状について、宮内庁は18日、「軽い気管支肺炎」とあらためて診断されたと発表した。天皇陛下は抗生物質などによる治療を受けられていて、熱は平熱近くまで下がり、気管支肺炎の症状も落ち着きつつあるという。
宮内庁によると、気管支炎で入院された天皇陛下はここ数日、39℃近い熱とせきがあったが、その後の検査でわずかながら肺の炎症がみられ、軽い気管支肺炎と診断された。天皇陛下は新たな抗生物質を投与するなど治療を続けられていて、現在、熱は平熱近くまで下がり、気管支肺炎の症状も落ち着きつつあるという。
また、宮内庁は23日に行われる宮中祭祀(さいし)の新嘗祭(にいなめさい)について、天皇陛下が欠席されることを発表した。天皇陛下が新嘗祭を欠席されるのは即位後初めて。