双日と住友商事、三菱重工業、東洋エンジニアリングの4社は、アフリカ南西部のアンゴラ共和国で、大型の肥料プラント建設工事を受注したそうです。
アンゴラで豊富に産出する天然ガスを原料に、アンモニアや尿素など肥料の原料を製造するプラントを建設するそうです。
食料需給が逼迫する中、アフリカは、米国やブラジルに次ぐ穀物の生産国として期待されており、肥料を製造することで穀物生産量を増やし、食料の安定供給につなげるのが狙いのようです。
肥料プラントは、2012年に着工し、2015年末の生産開始を目指し、受注総額は1000億円を超える見込みのようです。
1日の生産能力はアンモニアが2000トン、尿素が1750トンで、サハラ以南のアフリカ地域の肥料製造プラントとして最大規模になるそうです。
三菱重工がアンモニアプラントを、東洋エンジニアリングが尿素プラントをそれぞれ担当するそうです。
肥料がきちんと使用され、農業がアフリカで盛んになるといいですね。