海外から来る最先端の民主主義のシステムや考えは日本に来ると何故か劣化してしまう。
派遣というシステムもそうだけど、そもそも派遣と言うのは不景気な時には応急処置として即効性があり、非常に効率的なやり方なんだけどね。
GDPが右肩下がりで、デフレが続いている様な状態が長く続いているのに、終身雇用を無理に続けると、企業は必ず雇用を極端に縛るようになってしまう。下手に雇えないんだから、まぁそうなるよね。
そうすれば大規模なリストラが行われたり、新規参入の若者に関してはありえないぐらい厳しい採用条件が課せられる事になり、そういう閉鎖感は、ドロドロの腐りきった社会主義への第一歩となる。
本来、景気が悪い時に、企業が派遣社員を増やすのは、応急処置としては非常に理にかなったやり方なんだよね。
でも日本の場合は、正社員制度という不自然な制度を残したままで、派遣をどんどん拡大させてしまったのが一番の問題なんだと思う。
まぁちょっとオーバーに言えば、ある特定の年配者を守るために、若者を派遣として雇って、バランスを取るみたいな露骨な事をやってしまった。
既得権益のじじぃ連中はとにかく、自分たちの利益を守ろうとするからね。しかもそれにすら気付いていない救いようのない奴らもいる。
JAL,東電、オリンパス、全てこういう奴らの根本的な部分は共通している。一部のじじぃ連中が、他人なんてどうなってもいいから、自分たちの利益は確保しろって事だ。
次世代のために消費税を増税しろって言っている連中もそう。少し自分で調べてみれば、それがいかにロジックとして合っていないかがわかる。消費税を増税したら一番、ダメージを受けるのは、消費の多い現役世代。しかもそれを社会保障に使おうって言ってるんだから、どう考えても、次世代のために増税と言う言い分は矛盾している。
コンプライアンスという考えに関してもそう。
巨人の清武だかなんだか知らないけど、渡辺氏を重大なコンプライアンスの侵害で告発したというニュースがあったんだけど、呆れたね。
あれがコンプライアンスの侵害って、大の大人が何言ってんのかね。コンプライアンスという意味をちゃんと調べたんだろうか。あれは、ただのじじぃ同士の権力闘争、内輪もめだろ。コンプライアンスでもなんでもないじゃん。
渡辺さんという大権力に立ち向かう清武の行動は立派とか、言っている奴らは、まぁナンセンスな左翼野郎だろうね。
ある女性キャスターが、日本シリーズでせっかくいい試合をやってもこういう事が大きく取り上げられるのが残念って言ってたけど、こいつも救いようなのないバカだな。あれはコンプライアンスでもなんでもなく、ただのじじぃ同士のけんかなんだから、そもそもお前らマスコミが、コンプライアンスでもなんでもないって取り上げなきゃそれで済む話じゃんって事だからね。
一番恥ずかしいのは、コンプライアンスという言葉を理解してない、貴方が所属しているマスコミ業界ですよって思うんだけどね。
*この日記に関しての苦情は一切受け付けておりません。僕の妄想もかなり入っているので、不快に思われた方は大人の対応でスルーして頂ければ幸いです。