NTTドコモは、携帯電話を通して、日本語-英語など異なる言語で会話できる「通訳電話サービス」を9日から試験提供するそうです。
まずは日本語と英語もしくは韓国語の通訳に対応し、来年1月には中国語にも対応する予定で、来年の商用サービス開始を目指すようです。
試験サービスの提供対象は公募の一般利用者約400人に加え、観光や小売り、医療などの協力企業15社以上で原則無料とのことです。
試験提供を通して使用される場面や需要を把握し、音声認識と翻訳機能を向上させることで本格提供につなげるようです。
通訳電話は、ネットワーク上の「クラウドシステム」が、会話を音声認識して文字化し、文字同士を機械翻訳するそうです。
その後さらに音声合成することで通話相手に別言語で伝えられ、発話後は2秒程度で通訳されるそうです。
また、会話は翻訳前後の内容がそれぞれの言語で携帯電話上にも文字で表示されるそうです。
現時点では日本語の認識精度が90%、英語が80%程度で、発話者が男性であれば翻訳の声も男性となるそうです。
自動翻訳電話というとドラマやアニメの世界と思っていましたが、とうとう実現するんですね。
ただ、ドラマやアニメでは通話すると即時に翻訳されるイメージですが、今回のは間に通訳が入るイメージのようで、タイムラグは発生するようですね。
ちゃんと会話が成立するのか、試しに使ってみたいです。