今日の朝、テレビを付けたら、森永卓郎が出てた。
個人的には、昔”年収300万で幸せに暮らす方法”とかバカな本出してた事もあり、自分は年収1000万以上稼いでいるのに、よくそんな事が言えるなぁと思ってたので、大嫌いな評論家の一人なんだけどね(苦笑)。
それでまた相変わらずバカな事を言うのかなと思ったんだけど、”輸出企業もTPPなんかで数パーセントの関税の利益を望むより、日銀に資金供給を促して円安にした方がよっぽど効率的だ。今の為替では国内産業にとっての遥かにデメリットの方が大きい。”って意外とまともな事を言ってた(苦笑)。
僕もTPPに関しては正直よくわからないんだけどさ。でも賛成派の意見を聞いてると、なんか不安なんだよね。昔民主が政権を取る時に、マニフェストでありえない色んな都合のいい事を言ってて、今となってはジョークにもならないんだけど、それと雰囲気が似てると思うんだよね。トレードで言えば検証もせずに、こうなるって言ってる人達に似てるんだよね。
まずTPPに関しての、個人的にすごい初歩的で基本的な疑問なんだけど、
そもそも日本ってずっとデフレなんだよね。
今の歴史的な円高の中で、関税が免除になって、国外からそんなに安い農産物がたくさん流れ込んできたら、さらにデフレは更に悪化するんじゃないの?って思うんだけど、どうなんだろうか。
それで増税しようとしてるんだから、経済学的にはありえない組み合わせだよね。
まさにお米や食べ物は安くなるかもしれないけど、景気や雇用状況は更に悪化するって状況が待ってるんじゃないのかね。
TPPより、今は日銀が金融緩和して、円を適正なレートに持っていく事のほうが、よっぽど重要だと思うのは僕だけなのでしょうか。