ダウは持ち直し始めたね。
あいかわらずメディアでは、ギリシャとかヨーロッパの悲観的なニュースばかりが流れるけど、それとは逆にダウは既に反発局面に入っているのが面白い。
みんかぶでも専門家気取りでギリシャの問題を必要以上に煽る人達がいるが、その人達の変わり身のはやいこと(苦笑)。よくあんなにコロコロ変わるもんだなぁとある意味感心するね。まぁ僕も人の事を言えないんだけどね(汗)。
個人的にはギリシャ問題は煽られすぎだと思ってる。アメリカが破産するとか言うバカもいるし、ギリシャをサブプライムショックと同様に扱うなんて明らかに悪意を感じるね。
両者の決定的な違いは、サブプライムの時は、レバレッジがレバレッジを生んで、誰も正確にどのくらい損失を出しているのかを把握していなかったこと。だから負の連鎖を呼んでお互いの金融機関が疑心暗鬼になった。今回のギリシャ問題は以前からずっと認識されていて、今に始まった事でないし、損失額はある程度予測できる。あの時に比べて充分に対応する時間もある。
ダウをチャートで見てみると、10/12に出来高を伴った上昇があり、そこから当面のもみ合いを抜け出した後は、10/18にフォロースルー、その後10/21, 10/26, 10/27と出来高を伴ったアキュムレーションが続いている。
チャートだけで見るとアメリカは8月9月の下落が調整期間となり、また上昇トレンドに戻った様に見える。
日本はというと、あいかわらず日銀の本当に非論理的な為替対策のおかげで、アメリカが上がっててもその恩恵を受けられない日々(下がった時は連動するのに(苦笑))が続いていたが、さすがに米と連動してここ10/27,10/28(フォロースルー?)数日で出来高を伴った上昇があった。
日銀がまともな金融政策をすれば株価は上がる。そんな当たり前な事を言えない政府やマスコミはやっぱおかしいと思うんだけどね。