その1
思うところあって,2009年初頭の日経をめくっていてふと見つけたのが,当時の東電社長・清水正孝氏のインタビュー記事(2009/1/11)。
「福島第一原発1号機が東電で最も古いが,安全性と耐震性を徹底的に評価して,必要な対策を打つ。廃炉の考えはない。」
ほほう,「徹底的に」ですか。口先三寸で仰っておられたわけですね。
世が世ならば切腹のうえお家断絶必至。今日とて,末代までの恥程度では軽過ぎる,刑事罰に問われないのが不思議なほど。
その2
なで肩も災いしてか,かねてよりひどかった肩こり。こわばりを解消するストレッチを幾種類も仕入れてやってきた。どれも症状を軽減させ悪くはないのだが,一時的効用に留まり,どうもこれという決定打が見あたらない。
ところが半月ほど前「肩周りの筋力アップが,肩こり解消の最適解」と聞き,それではと腕立て伏せを数十年ぶりにやってみた。最初は4回でヘロヘロ。ところが徐々には鍛えられるもので,今は25回(10+10+5),隔日でやっている。
効果は抜群である。「肩が凝った」という症状がほとんど現れなくなった。肩こりに悩む方は,是非試されるといいだろう。
今後,さらに懸垂を加えることも検討中である。
その3
数日前の昼下がり,国立近代美術館から竹橋駅に向かう交差点、偶々赤信号で停まっていた服役囚を移送するバス。たまたま目に留まったのが、窓外を金網越しに一心に見つめ続ける精悍な顔立ちの青年。
文字通り囚われの身の彼の目に、街並や道行く人々の姿はどう映っているのだろう、と胸を軽く締め付けられるような思だった。