為替見通し
2011年10月22日
11月にEUのギリシャの融資決定と、米軍のイラク完全撤退で、為替相場は一気に動く展開のようだ。チャンス到来だ。このところ2日でFXで大きくいただいた。
円高が進み史上最高水準に達した昨日のドル円、NYの為替市場がユーロ高にゆれる中、ポンド円と同時にドル円も最安値更新。日本の安住財務相の出鼻をくじく動き。英国勢だろう。
21日のEU財務相会議、23日、26日にEU首脳会議が開催される。
21日はギリシャの国会での緊縮法案が通り、11月の融資実行が承認された。これで一気にユーロが買い戻され、ユーロドルは1.40ドルに迫る勢いだった。
ドル円が史上最安値を更新するなか、欧州首脳会議への期待からダウ平均が300ドルに迫る大幅高となったことや、商品先物相場の堅調地合いなどが支えとなり終盤にかけても主要通貨は対ドルで上昇。
ユーロドルは1.3902ドル、ポンドドルは1.5974ドル、NZドル/ドルは0.8040ドル、豪ドル/ドルは1.0382ドル、ドル/加ドルは1.0061加ドルまでドル売り・他通貨買いが進んだ。
この予想は外れてしまったことになるが、米軍のイラク撤退というビッグニュースで一気にドル買い、株高になるのか見物です。来週の予想はちょっとつけようがない。
馬鹿にされた形の、日銀砲は撃つのか?ものすごく気になるところです。
来週は26日までは動きが無いと見ていたが、ドル急落により、ドル買戻し(米軍撤退理由)と、日銀砲という2つの可能性が出てきて、月曜日の朝から昼間では大揺れなのでは。
レポートに寄れば欧州銀行の資本増強、ギリシャの債務元本削減、EFSFの拡充が注目されている。市場はギリシャの元本削減(デフォルト)を21%~の範囲で見込んでいる。
このレポートの予想は金曜日の昼なので外れている。
ドル円来週76.50~78.00円3ヶ月74.00~79.00円
ユーロドル来週1.3600~1.3800ドル3ヶ月1.3000~1.4000ドル
ユーロ円来週104.00~107.00円3ヶ月98.00~115.00円
発表元:三井住友銀行 PDF