日本航空の再建を支援している企業再生支援機構が、日航を2012年9月にも再上場させる方向で検討しているようです。
支援機構は日航に3500億円を出資しており、上場により資金の回収を目指すようです。
同機構による日航への支援期間は、2013年1月までで、関係者によると、欧州の金融不安による株式市場の動向を考慮した上で、来年9月の上場が有力になったようです。
日航はこれまで来年中の上場を目指し、赤字路線の撤退などで経費削減を実行しており、2011年3月期の連結営業利益は1884億円と大幅な黒字を計上し、2012年3月期も目標としている営業利益757億円を上回るようです。
来年9月の上場方針が固まれば、同4月には東京証券取引所に上場を申請する見込みで、全株式を市場で売却せずに、上場後も一部は取引先などに保有してもらうことも検討しているようです。
上場すれば、けっこう人気化するんでしょうね。