吉野家HDは、低価格で人気の「牛鍋丼」(並盛り280円)の味を15日からリニューアルするそうです。
たれの甘さを抑え、牛丼に近いあっさり味とし、牛肉もより軟らかくしたそうです。
吉野家は8月初めにカレー商品を新発売したものの売り上げが伸びず、8月の既存店売上高は前年同月比4.8%減と4カ月ぶりに前年実績を下回ったそうです。
牛鍋丼の刷新で、新たにチーズなどのトッピングも増やし、客層の拡大を図るようです。
「すき家」は、うな丼用のウナギの品不足でやや苦戦したものの8月も前年と同水準を維持したそうです。
9月以降も値下げキャンペーンに加え、季節ごとに新しい提案をしてメニューも増やすそうで、ごまだれと自家製の「食べるラー油」を使った「担々もやし牛丼」(並盛り380円)を発売するなど、味へのこだわりをみせてるようです。
値引きや新定食の導入が奏功し、8月は前年同月比0.6%増だった「松屋」も、15日から秋向けの新定食を販売し、ご飯が進む味付けで好調維持を狙っているようです。
吉野家はカレーは伸びなかったようですが、「牛鍋丼」は思い通りに伸びてくれるでしょうかね。