東レは、同社の先端素材を活用した電気自動車を試作したそうです。
鉄に比べて重さ4分の1、強度10倍の炭素繊維を多用して車体を軽量化し、低燃費で衝突安全性の高い車に仕上げたそうです。
製作費は約3億円とのことですが、今後、自動車メーカーに先端素材の活用を提案し、2015年以降に300万円程度での普及を目指すようです。
完成した車は2人乗りのオープンカーで、重量は900キロ以下だそうです。
4人乗りの普通乗用車に換算すると、現行の鋼板製の市販車に比べ重さが3分の2になり、走行中の二酸化炭素排出量を1割削減できるそうです。
必要な部品点数は4分の3に減らすことができたそうで、生産の効率化にもつながるようです。
3億円では買えませんが、EV車で300万円程度なら買いたい人はたくさんいるでしょうね。