NTTドコモ、NEC、農地活用事業のマイファームは、東日本大震災の津波で塩害を受けた農地の復興支援事業で提携したそうです。
無線ネットワークや各種センサー技術を活用することで被災農家の効果的な塩害土壌改良を推進する狙いのようです。
マイファームが9月に被災農家向けに販売する塩害土壌改良材を効果的に活用するため、降雨量や温度・湿度などを計測するドコモの環境センサーと、土中の温度や水分、塩分濃度などを計測してサーバーに送信するNECのクラウドサービスを組み合わせるそうです。
土壌改良材は、マイファームが塩分を除去する微生物と土壌改良材を配合して開発したそうで、塩害を受けた土壌に混ぜ込むことで、放置しておくと3~5年は使えないとされる農地を3カ月ほどで耕作可能にするそうです。
収集した測定データは農家に無償で提供するとともに、土壌改良材の販促データに活用するそうです。
土壌改良材の価格は、1000㎡用で20万円からで、NECのセンサーは設置料80万円と月額数万円の利用料が必要だそうです。
ドコモとNECが農地の復興とどう関係あるのかと思いましたが、こういうことだったんですね。