今夏の飲料市場では、熱中症対策をうたって販売された「塩入り飲料」のヒットが目立っているようです。
アサヒ飲料は定番の「三ツ矢サイダー」から「塩サイダー」を7月19日に発売し、約半月で25万ケース(500ml入りで600万本)を売ったそうです。
三ツ矢の新商品としては、過去の例をみてもトップ級の売れ方で、熱中症対策で必要とされる塩分と、水分を同時に取れることが人気を呼んだようです。
キリンビバレッジが7月5日に発売した果汁入り飲料「世界のKitchenから ソルティ・ライチ」は、約1カ月で年間販売目標の45万ケースを超えたそうです。
ライチの果汁に沖縄の塩を混ぜ水で割ったそうです。
スポーツドリンクは男性的なイメージで飲みにくいと敬遠する女性らに選ばれているようです。
「経口補水液」もドラッグストアなどでの販売が好調のようです。
大塚ホールディングスの「OS―1」は一般店頭での売り上げが4割を占めるそうですが、今年は昨年の4倍の規模で増産中だそうです。
子供に飲ませるにはスポーツドリンクでは糖分が多すぎると考える親などに売れているようです。
今年は飲料だけでなく、アメも「塩入り」が売れているようですね。