長年に亘りボロ株の頂点に君臨して来た「山水電気」も創業64年の歴史に遂に幕を閉じるのか?
同社の全盛期は恐らく1960年代後半から1970年代でしょうか。
嘗てはオーディオの名門としてJBLと技術提携し、アメリカ、イギリス、ドイツに系列会社を設立。
CMには当時大スターだった浅丘ルリ子を起用するなど、とにかく破竹の勢いだったようです。
実は我が家には宝箱なるものがあって、古銭や硬貨、紙幣、切手などが残っているのですが
何故かその中にサンスイステレオの貴重なカタログが紛れ込んでいます。
しかし先日の情報開示通り、香港の親会社が事実上倒産したことで
遂に管理銘柄に指定されることになりました。
最近は殆ど実体が不明な企業でしたから当然の結末といえばそれまでですが
一世を風靡した企業がここまでボロボロになって行き存えているのも何だか悲しい気がします。
それにしてもここまで生き延びることが出来た東証の上場基準にも疑問を感じますね。