ダウが-500になったり、+400になったり、また-300になったり、今はファンダも何もあったものじゃない(汗)。
今はファンダ無視のアンフェアな相場です。まだ底がどこかわからない状態です。上がるかもしれないし下がるかもしれない。でも少なくとも上昇トレンドは崩れている。プラス9月、10月は統計的にも一番下げやすい時期なので、中長期で買うのもタイミング的にどうかと思う。
経験のない人はこういう相場に参加するべきではないです。今が絶好の買い時とか、調子いい事いってる奴の口車には絶対乗らないでください。
特に短期でナンピンをすすめるトレーダー(投資顧問)は信用するに値しない。これはCANSLIMで有名なポジショントレーダーのウィリアムオニールが言っていた事ですが、この意味の深さが最近ようやくわかるようになってきました。
僕も心の弱さからナンピンする事がありますが、それはそもそも自分のお金だからです。損をしても自分のお金だからまだいいのです。他人には絶対短期トレードでナンピンなんてすすめられません。最悪の結末になっても責任が取れないからです。
あと株価が本格的に反発するには、まずフォロースルーが必要です(昨日より出来高が大幅に上昇して株価が反発すること)。残念ながら、昨日の+400ドルは昨日より大きな出来高を伴っていないのでフォーロースルーではない。
ダウや日経に大きな出来高を伴った上昇が起こるかどうかを待つのが今はベストな対応だと思います。
大きな出来高を伴った買いは機関投資家の買いである可能性が大きい。そして機関投資家の買いが始まらないと本格上昇はないのです。