実はかなり前から、平将門公に対する評価は二分されていたようだ。
以下の書籍から知ったのだが、その昔、幸田露伴も将門について書いており、
とても将門ビイキな男だったようだ。
★「QED ~ventus~ 御霊将門」
高田崇史著 講談社文庫 648円+税
高田氏は、歴史に絡めた2本シナリオな小説を書く人で、
嫌みなくさらりと歴史に潜むうんちくを披露してくれる。
彼の書籍でオイラが最初に読んだのは、同シリーズの「鎌倉の闇」だった。
オイラは滅多に小説を読まないが、
地域に実在する神社仏閣などを舞台にした歴史推理小説は、面白い。
機会があれば、足を運びたくなってくる。
シナリオとしては、「鎌倉の闇」の方が遥かに面白いのだが、
「御霊将門」の方も、平将門という人物に真に迫った描写が捨てがたい。
将門公というのは、悲運ながらも地域の住民のために、搾取を続ける国司と闘った
ひとかどの男だった模様。
「暴れん坊、怖い、祟る、あのGHQもかなわなかった」などなど、
ネガティブ(一部では大変にポジティブ)なイメージしか持っていなかった人ほど、
そのギャップに驚くだろう。
オイラは正直、将門公にすっかり惚れてしまったので、
怖くってどーしても行けなかったあの首塚に、
近いうちに参拝しようと思っている。
PS1:天照大御神と伏見稲荷大社と寒川神社と白旗神社と靖国神社の
お札を持っていけば、多分大丈夫だろう。。
(やっぱり、ビビってるケロ・・・w)
PS2:京都や、成田ファンの方々、ど~かお許しくだされ(笑)