金持ちがお金を使うから経済が良くなると言うのは本当だと思う。
お金を持っている人は基本的に教養や知識もあるし、寛容な人が多い。だからこういう人達が増えれば、社会はよりフェアになり、より住みやすくなる。
でも日本は今社会主義化している。デフレや円高が続いて、いい思いをするのは一部の既得権益だけ。そういう人達は、自分達の利益しか考えていない。身内には甘く、アウトサイダーには異様に厳しいので、ますます社会はおかしくなる。社会主義国の悲惨な結末は、どこも本当にいつもお決まりのパターンだからね。
お金持ちが増えるのは良い事だが、質の悪い金持ちが増える事は国にとって最大の不幸だ。
この状態が続けば、富裕層も深刻なダメージを受けるだろうし、最悪外に逃げ出してしまうかもしれない。なんとか立ち直ろうとしている貧乏人や若い世代は死んでしまうだろう。
人から何かを貰うとだけするあきらめた貧乏人と市場競争ではなく、楽をして利権でお金を儲ける人達が私腹を肥やす。
為替は本来のその国の国力の強さを表すもの。日本の様に、経済が長期的にどんどん落ち込んでいる国の為替の価値がどんどん上がり続けている事に疑問を感じない人達は根本的な視点が間違ってる。
それを理解していない人達と意識的に無視している人達が増えれば増えるほど、日本の社会主義化は進むだろう。