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海外部門の成否が明暗分け大和は大幅赤字で野村は最終益7.7倍
証券大手5社の平成23年4~6月期連結決算が出そろい、大和証券グループ本社とみずほ証券は大幅赤字だったものの、野村HDは最終利益が前年同期比7.7倍の大幅な増益となったそうです。
各社とも国内の株式市況低迷のあおりを受ける中で、海外部門の成否が明暗を分けたようです。
野村HDの法人部門は、売上高に当たる純営業収益が前年同期30%増の1412億円で、特に米国が7%増、アジアが4%増と海外が好調だったそうです。
また、5月に野村土地建物を子会社化し、利益を押し上げたようです。
一方、大和はアジア・オセアニアで49億円の経常赤字となるなど、海外部門全体で赤字が前年同期の約28億円から81億円に拡大したそうです。
みずほも海外子会社の赤字に加え、国内で新規上場に伴う手数料収入が82%減だったことが響いたようです。
やはり野村は強いんですね。
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