ユニクロが減収減益もクールビズが好調で通期業績予想は据え置き

[TAROSSAさん]

「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが発表した2010年９月～2011年５月期連結決算は、売上高が前年同期比1.1％減の6520億円、営業利益は15.3％減の1045億円、最終（当期）利益は20.5％減の534億円の減収減益となったようです。

東日本大震災や春に気温が低かったことなどが響いたものの、６月以降はクールビズ関連が好調なため、2011年８月期通期の業績予想は据え置いたそうです。

 

国内のユニクロの既存店売上高は7.9％減で、冬物衣料が不振で9.9％減だった上半期（2010年９月～2011年２月期）に比べると減少幅は縮小しましたが、震災の影響で３月は前年同月より約１割減少したそうです。

主力商品の機能性肌着「ヒートテック」が前年好調だったことによる反動も響いたようです。

綿花など原材料の高騰や震災後に売れ残った春物衣料の在庫処分なども利益を圧迫したようです。

震災関連の特別損失は７億9200万円を計上したそうですが、ほとんどは義援金で店舗修繕費などは２億～３億円とのことです。

一方、節電策でクールビズ需要が高まっており、３～８月の下期は増収増益に転じるようです。

 

私も先日ユニクロへ行って買い物をしてきたばかりです。