電力不足で節電を迫られる夏本番の到来を受け、アイスクリームやアイスキャンディーを扱う乳業・製菓各社が、増産や販売強化に取り組んでいるようです。
記録的な猛暑だった昨夏に続き、冷房温度を高めに設定する“節電特需”をつかもうと、生産設備の増強や新商品の投入などに躍起になっているようです。
明治は5月に大阪府内に建設した新工場の稼働を開始し、アイス事業全体で生産能力を約3割引き上げたそうです。
森永乳業も、春から前倒し生産を実施しており、さらに子会社の冨士乳業が17億円を投じて9月までに生産ラインを増設し、棒付きアイス「パルム」の生産能力を1.5倍に増やすそうです。
江崎グリコでは、食べる回数を増やしてほしいと、低カロリータイプに力を入れるようです。
カロリーが通常の約半分という「カロリーコントロール」シリーズを4月にリニューアルし、一口サイズの食べやすい「アイスの実」の販促キャンペーンも展開するようです。
東京は今日も暑く、私もアイスを食べてしまいました。