6月中は株がガンガン落ちて、すっかり意気消沈してましたが、
6月下旬にギリシャの緊縮財政路線が信任されて不安が一服したくらいから、
アメリカの株上昇につられて日経平均も上がってきて、保有銘柄がだいぶ
戻してきました。
ISM指数もよかったので、来週も期待できるのでは。。
東芝は一時期400円割れてましたが、買ったときの値段にもどりました。
震災後の東芝の投資の成果が出るのはまだ先なんで、一喜一憂せずに見守りたいところです。
ところでモーニングスターの記事を見てたら「スピントロニクス」がすごいっていう記事が
出てたんですが、東芝もその辺投資してるみたいですけど、いまいち小難しくてよくわかってませんw
なんでも、物質中の電子は電荷の他に、スピンという電子の自転に相当する磁気的性質を持ってて、
これを電気や光で制御する技術がスピントロニクスなんだとか。
例えばハードディスクの磁気ヘッドで、このスピンってのを制御してたのを、磁気ヘッドでなく
て電気信号で制御できるようになるらしい。
ハードディスクから磁気ヘッドがなくなって電気信号制御になれば、いいことは結構ありそう。
アームを動かしたり機械的な操作部分がなくなるので、サイズを小さくできて、故障率も減るし、
シーク時間も短縮されて速くなるし、使用電力も小さくて済む。
今の2.5inchとかよりもっと小さいやつ作れる。
でもこの記事ではあまりハードディスクの明るい未来に触れてないw
むしろ不揮発性メモリとかの半導体に応用していこうって話なんだけど、SSDとかの仕組みを
いまいち知らないので、今の仕組みより何がどう優越してるのかよくわかりません。。
でもSSDとかフラッシュメモリって書き込み回数に制限があるので、
ここに磁気的性質を利用した記憶メカニズムを実装できれば書き込み制限もなくなって
くれちゃうってことなのかも。いやわかりませんけどw
とりあえず電力大量消費型文明からの転換が可能になるって言ってるくらいなので、
電気食いまくってる現世代のハードディスクは駆逐されることは間違いなさそうです。
日立もサムスンもハードディスク事業をシーゲイトやウェスタンデジタルに売っぱらった
けど、この辺の転換を予期してハードディスクを見放したのだろうか。
2強の今後も気になりますが。