一昨日は横浜,昨日から東京に来ている。
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/
にも出かけたが,これはあくまで序での余録。
昨日午後,日経本社で開かれた,
「個人投資家のための企業価値の見分け方」
第1部 西野嘉之「企業価値の見分け方」
第2部 金川千尋「成長を続ける企業の秘訣」
というセミナーに出かけた。受講料,1,000円
ご存じの方も多いと思うが,金川(かながわ)氏,泣く子も黙る(笑)信越化学工業の会長である。
第1部,西野氏が「Ullet」を解説。「ユーレットって何?」という方は,是非御検索ください。私はかねてより使ってきたが,同サイトが提供してくれる諸情報を今後もっと丁寧に見ていこうという気になった。
第2部,金川会長による短い講演「東日本大震災の被害とリスクの管理」に続いて,日経記者が司会進行する形で,同会長および西野氏との鼎談となった。
同講演では,2002年同社白河工場で半導体シリコン300mmウェハーを生産開始。その後2004年,投資効率よりもリスク分散を優先させ,米国ワシントン州に生産拠点を増設,それが今回の震災によるダメージを軽減した。
また,カントリー・リスクに備えるのは経営の基本中の基本。米国は,世界でもっともカントリー・リスクの小さい国とも。
同社が現在保有する約4千億円のキャッシュに関連して,金川氏が最後に述べた「投資というのはお金があるからするのではない。それは邪道。中長期的に安定して収益が見込まれる対象に行うのが投資」という指摘は,いささか耳が痛かった,フルインベストメント症候群気味の私としては。
鼎談の席上,西野氏が敬意の眼差しで金川会長を見ていたのが印象的だった。
写真は,同セミナーの景品。
金川氏および同社顧問・金児昭(かねこあきら)氏の著書,同社製品の鍋敷きと(フライパンなどの汚れを落とす)ヘラ,ボールペン(グリップ部分の樹脂が同社製)。なお,もらったからうれしく,あるいは自慢しようなどと写真をアップしているわけではない,写真を添える方が具体性を帯びてベターだろうと思うからに他ならない。その辺りは誤解なきよう。
蛇足
今期,信越化学工業は上方修正を発表する可能性が高い,と推測される。もちろん,責任はもちませんよ。(笑)
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/
にも出かけたが,これはあくまで序での余録。
昨日午後,日経本社で開かれた,
「個人投資家のための企業価値の見分け方」
第1部 西野嘉之「企業価値の見分け方」
第2部 金川千尋「成長を続ける企業の秘訣」
というセミナーに出かけた。受講料,1,000円
ご存じの方も多いと思うが,金川(かながわ)氏,泣く子も黙る(笑)信越化学工業の会長である。
第1部,西野氏が「Ullet」を解説。「ユーレットって何?」という方は,是非御検索ください。私はかねてより使ってきたが,同サイトが提供してくれる諸情報を今後もっと丁寧に見ていこうという気になった。
第2部,金川会長による短い講演「東日本大震災の被害とリスクの管理」に続いて,日経記者が司会進行する形で,同会長および西野氏との鼎談となった。
同講演では,2002年同社白河工場で半導体シリコン300mmウェハーを生産開始。その後2004年,投資効率よりもリスク分散を優先させ,米国ワシントン州に生産拠点を増設,それが今回の震災によるダメージを軽減した。
また,カントリー・リスクに備えるのは経営の基本中の基本。米国は,世界でもっともカントリー・リスクの小さい国とも。
同社が現在保有する約4千億円のキャッシュに関連して,金川氏が最後に述べた「投資というのはお金があるからするのではない。それは邪道。中長期的に安定して収益が見込まれる対象に行うのが投資」という指摘は,いささか耳が痛かった,フルインベストメント症候群気味の私としては。
鼎談の席上,西野氏が敬意の眼差しで金川会長を見ていたのが印象的だった。
写真は,同セミナーの景品。
金川氏および同社顧問・金児昭(かねこあきら)氏の著書,同社製品の鍋敷きと(フライパンなどの汚れを落とす)ヘラ,ボールペン(グリップ部分の樹脂が同社製)。なお,もらったからうれしく,あるいは自慢しようなどと写真をアップしているわけではない,写真を添える方が具体性を帯びてベターだろうと思うからに他ならない。その辺りは誤解なきよう。
蛇足
今期,信越化学工業は上方修正を発表する可能性が高い,と推測される。もちろん,責任はもちませんよ。(笑)