同誌が2007年来毎年やっている「個人投資家調査」の結果を発表している。有効回答者数,1万1580人。
今回は各人が感じる幸福度と運用成績の関連をみたのが新味とのこと。
幸福度の定義や運用成績の評価区分は同誌を見ていただくことにして,ここでは概括的に○・△で表すことにする
幸福度,運用成績
○ ○ 幸せなお金持ち 12.0%
○ △ ノンビリ投資家 19.9%
△ ○ ガツガツ投資家 19.7%
△ △ イライラ投資家 38.1%
10人に1人が幸福で,4人は「イライラ」ということになるのだろう。ただ本当に「イライラ」している人は,こうした回答していくのに結構面倒な,例えば私が途中で投げ出した(笑)アンケートに答える余裕もないだろう。そう仮定するなら,「イライラ投資家」の割合は実際にはもっと多いと推断してもたぶん間違いではないだろう。
以下,同調査結果のコメントより
○高年収で金融資産が多い方は投資の成績も良い。
○幸福度が低い人はギャンブルやたばこをやっていて,独身率も高い。
○幸福度が高いと寄付にも積極的。
○ガツガツ投資家は若い層に多い。雑誌やネットなどからの情報収集やトレードツールの活用などに一生懸命。
○幸せな投資家は幅広い知識を勉強している。
私とて別段遊び半分に投資稼業をやっているつもりはさらさらない。ただ,だからといってガツガツ・イライラ,眉間にしわ寄せ青筋立ててマーケットに向かったところでパフォーマンスが向上するというものでもなかろう。
優雅に鼻歌交じりの命がけ,やっぱ,これでしょう。
(^_^)/