大手商社の前3月期、資源高で純益大幅増=三井物産は2.4倍
三井物産<8031>、伊藤忠商事<8001>、丸紅<8002>の大手商社3社は6日、2011年3月期連結決算を発表した。原油や石炭、鉄鉱石など資源エネルギー価格の上昇が追い風となり、3社とも純利益が大幅に増加。三井物産が前期比2.4倍の3678億円、丸紅が43.3%増の1365億円、伊藤忠も25.6%増の1609億円を確保した。
三井物産では資源高だけで純利益が2190億円も押し上げられた。伊藤忠も金属・エネルギー部門が6割以上の増益。丸紅は中国向け大豆など穀物取引も好調だった。
12年3月期についても、三井物産は「商品市況が堅調に推移する」(飯島彰己社長)と分析。3社とも08年3月期を上回る過去最高の純利益を見込んでいる。(了)
三井物産では資源高だけで純利益が2190億円も押し上げられた。伊藤忠も金属・エネルギー部門が6割以上の増益。丸紅は中国向け大豆など穀物取引も好調だった。
12年3月期についても、三井物産は「商品市況が堅調に推移する」(飯島彰己社長)と分析。3社とも08年3月期を上回る過去最高の純利益を見込んでいる。(了)
共同通信