来月8日,「『敗者のゲーム~金融危機を越えて』を読み解く」というセミナーに出ることもあり,旧版の訳書(1999年,日本経済新聞社刊)と新版の原書,Winning the Loser's Game 5th ed. をそれぞれに読み進めている。
後者については,この二月に日本経済新聞社から翻訳が出たばかりである。
http://www.amazon.co.jp/dp/4532354390/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1303716267&sr=8-2
最初訳書の方をパラパラめくっていて,「ひょっとして……」と思って原書に当たって納得した。エリス氏,たいへん明晰な文章をものする達意の文筆家である。
そりゃまあ,賢い人が書くのだから当たり前と言えば当たり前なのだけれど。
しかもカバーの目立つところに,ピーター・ドラッカー様がお寄せになった推薦文が掲げられている。
「本書は,投資の方針およびそのマネジメントに関する本の中で傑出している」
"This is by far the best book on investment policy and management."
--Peter F. Drucker
ドラッカー様のお墨付きとは,こりゃあたまげました。 m(_._)m
さらにランダム・ウォークのマルキール先生も「機関投資家・個人投資家共に読むべき」と讃辞を述べる。
眼光紙背に徹して熟読したい。
8件のコメントがあります
1~8件 / 全8件
☆yoc1234さん
おはようございます。コメント,ありがとうございます。
釈迦に説法を承知しつつ,やはりこれに尽きるのではないでしょうか?
一灯を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うるなかれ,一灯を頼め。
佐藤一斎
おはようございます。コメント,ありがとうございます。
釈迦に説法を承知しつつ,やはりこれに尽きるのではないでしょうか?
一灯を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うるなかれ,一灯を頼め。
佐藤一斎
おはようございます。
昔のことを紐解くと、今のことも見えてきたりします。
内容はともあれ、みなさん読みたいようですね。
しかし、去年まで東電は神様のような存在。
今は皆に頭を下げる社長を見て、考えさせられます。
何を信じればいいのか?
ふと問いたくなります。
結局自分を高めるしかないわけですね。
昔のことを紐解くと、今のことも見えてきたりします。
内容はともあれ、みなさん読みたいようですね。
しかし、去年まで東電は神様のような存在。
今は皆に頭を下げる社長を見て、考えさせられます。
何を信じればいいのか?
ふと問いたくなります。
結局自分を高めるしかないわけですね。
☆montontonさん
コメント,ありがとうございます。
> 「賢明なる投資家」
「敗者のゲーム」巻末の推薦図書一覧にもリストアップされていますね。私もいずれ是非手にしてみたいと思います。貴重なご教示に感謝します。
コメント,ありがとうございます。
> 「賢明なる投資家」
「敗者のゲーム」巻末の推薦図書一覧にもリストアップされていますね。私もいずれ是非手にしてみたいと思います。貴重なご教示に感謝します。
エリスの「敗者のゲーム」、本立ての中に鎮座しています。
マルキールの「ウォール街のランダムウォーカー」も並んでいます。
お気に入りはグレアムの「賢明なる投資家」です。
いずれも中長期投資家向けの本で、短期売買用ではありませんね。
マルキールの「ウォール街のランダムウォーカー」も並んでいます。
お気に入りはグレアムの「賢明なる投資家」です。
いずれも中長期投資家向けの本で、短期売買用ではありませんね。
☆Micky G. Albertさん
おはようございます。
> リバモアの本
は,こちらでお世話になっているKAMEKOさんが「良い」と書いておられたので,是非読んでみたいと思っているところです。
正確に言えば,リバモアのマンガは読んだことがあるのですが。(苦笑)
おはようございます。
> リバモアの本
は,こちらでお世話になっているKAMEKOさんが「良い」と書いておられたので,是非読んでみたいと思っているところです。
正確に言えば,リバモアのマンガは読んだことがあるのですが。(苦笑)
その本!以前から気になっていたのですが、非常~~~~~~に読んでみたいですねぇ。
私・・・投資の本は2冊しか読んでなくて・・・一冊はリバモアの本、もう一冊は一目均衡表の本(原著)だけだったりします。テクニック紹介の本はそのテクニックはその本が執筆された近辺では勝てるテクニックだったかもしれないのですが、いつでも有効か?というとそうではないので全く見ないことにしています(&私は非常に不器用なので自分で編み出したもの以外はほぼ実戦で役に立たないと思っています)。
原理の本が何事においても好きなのですが、この本は非常に気になっておりました。原文で読まれるとは素晴らしいです!翻訳の場合、訳が素晴らしいこともありますが、どうしても訳者の視点がはいちゃうので原文を読めれば原文がやっぱり良いですよね。
私・・・投資の本は2冊しか読んでなくて・・・一冊はリバモアの本、もう一冊は一目均衡表の本(原著)だけだったりします。テクニック紹介の本はそのテクニックはその本が執筆された近辺では勝てるテクニックだったかもしれないのですが、いつでも有効か?というとそうではないので全く見ないことにしています(&私は非常に不器用なので自分で編み出したもの以外はほぼ実戦で役に立たないと思っています)。
原理の本が何事においても好きなのですが、この本は非常に気になっておりました。原文で読まれるとは素晴らしいです!翻訳の場合、訳が素晴らしいこともありますが、どうしても訳者の視点がはいちゃうので原文を読めれば原文がやっぱり良いですよね。
☆volacさん
コメント,ありがとうございます。
ちょっと具体的には説明しづらいのだけれど,volacさんって何か良い味出していますよね〜。
(^_^)/
コメント,ありがとうございます。
ちょっと具体的には説明しづらいのだけれど,volacさんって何か良い味出していますよね〜。
(^_^)/
おお〜なんか読みたい〜