東日本大震災への義援金が多方面から寄せられていることは,日本人の民度の高さを端的に示す事象としてすばらしいと思う。
しかし私個人は初発の義援金を納めただけに留まっている。別に出し惜しみしているわけではない。今後もさらに義援金を納める意思は十分にある。
義援金がいくら集まっただの,「こんな若い子もお金を出していま~す」という類のメディア報道は,これでもかとばかりに繰り返されるのだが,不可思議なことに「義援金のおかげで,○○ができるようになりましたっ!」という話が被災地から聞こえてこないからである,私の見聞きする限り。
さきほどTVを観ていて呆れた。義援金の多くはまだ日本赤十字社などに留まっているというではないか! 一部地元に行っているところでも,県まででその先は未だ。義援金の交付申請をしてさえいない県もある。相応の事情があることを考慮してでも,なお呆れざるを得ない。
結論 無能な公務員のお役所仕事に住民は苦しみを強いられ続ける。