洋菓子大手のモロゾフは、東日本大震災で被災した仙台工場の再建を断念したそうです。
震災で工場の建屋や生産設備に被害が出たそうですが、点検作業の結果、今後の生産の継続が困難と判断したようです。
工場に併設していた営業所のみを仙台市内に移転し、12人の従業員の雇用は、配置転換などで維持するそうです。
仙台工場では、主に東北地方向けの生菓子などを製造していたそうですが、今後は東北向けの商品については船橋工場で対応するとのことです。
同社では、東日本大震災の被害金額について、荷崩れなどによる商品被害や工場閉鎖に伴う固定資産の損失などで4300万円の特別損失を2012年1月期に計上するそうです。
なんとか再建してほしいと思っていましたが、残念ですね。