TAROSSAさんのブログ
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震災による株安を受け新規上場を見送る企業が相次ぐ
みんかぶのみなさんならもうご存知かもしれませんが、東日本大震災による株安を受け、株式市場への新規上場を見送る企業が相次いでいるそうです。
震災後3週間で既に3社が新規株式公開(IPO)を延期したそうです。
年明け以降、IPOは前年を上回るペースで推移していたのが、増加基調にブレーキがかかりそうです。
液晶関連メーカーのアヴァンストレートは株価急落を受け、3月25日に東証マザーズへの上場の見送りを決定しました。
調達資金は韓国の子会社への設備投資に充てる計画だったそうですが、市況が回復しない場合は別の資金調達手段を検討するようです。
温度センサーなどを製造するセミテックも3月23日、東京電力の計画停電による業績への影響が読み切れないことなどから、大証ジャスダック上場を見送りました。
創薬ベンチャー、ラクオリア創薬も3月14日、大証ジャスダック上場を延期しました。
研究開発資金を調達したかったとのことですが、市場の動向を見極めながら上場を検討しているようです。
IPOは過去20年、年100~200社程度で推移してきたのが、2008年のリーマン・ショック後は2009年が19社、2010年が22社と急減したそうです。
今年は昨秋からの株価回復を追い風に11社(4月1日時点)が新規上場し、既に昨年1年間の半数に達していましたが、今後はIPOが停滞するかもしれません。
早く回復してほしいですね。
なかなかうまくいきませんね。
せっかくIPOで儲かるようになってきたのに。
株価急落も収まり、外部環境がよくなり、また再開を期待します。
市場が回復してくればこの3社も上場したいと考えているようです。
震災により業績に影響がある企業も多そうで、そうなると株価の回復も遅れてくるかもしれませんが、私も市場の回復を願っています。