前々回、前回のコラムに引き続き、今後の消費者心理の見通しを考える。
今回は隠れた懸念事項を。
電気自動車&プラグインHV車の普及の遅れ
本来ならエコのはずが、この停電の副作用で消費者の心理がマイナスになり、
電気自動車とプラグインHV車の需要が減少、普及が遅れる可能性がある。
現在、世界的に開発・研究が進んでいるが、日本メーカーが出遅れる可能性も考えられる。
このほか、本来は地球環境や資源高対策の為に良い商品や技術が、
震災による消費者心理の変化によって普及・開発に遅れが出るものが多々あるのではないかと懸念。
もちろんリスクを十分に考慮するのは不可欠だが、
私たちの側でも過剰反応をしないように心がけたいものだ。