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☆決算発表時の持ち越しは要注意(初心者の方へ)
企業の決算発表が近づくと株価は業績に対する思惑で変動しますが
どちらかと云えば下がる傾向が強い様に感じます。
予想を遥かに上回る好決算なら勿論上がるでしょうが、まずまずの場合は横ばいかやや下げ。
予想通りの場合はやや下げ、予想を下回った時は大きく下げ。
概ねこの様なパターンが多いのではないでしょうか。
この様な現象が起こるのは恐らく投資家が決算内容に期待するからであり
好決算であっても想定の範囲内であればむしろ期待外れという訳です。
因みに材料出尽くしで下げるという場合も同様の投資家心理が働く為だと思います。
企業決算で最も注意すべきは、好決算であるにも関わらず次期の業績予想が前年割れした場合です。
好決算は何処かへ吹っ飛んで、下手をすると暴落です。
特に業績予想に慎重な企業は要注意です。
過度の期待や予想はしばしば投資判断を狂わします。
自分が投資している企業の決算に期待する気持ちは解かりますが資産運用に私情は禁物です。
まして決算発表後に下げ易い傾向があるとすれば
期待して持ち越すよりも一旦手仕舞って様子を見る方が賢明思います。
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私が最も納得出来ない経験は、過去最高益を大きく更新し
しかも増配まで決まっていた企業が
決算発表時に前同ダウンの業績見込みを出し
株価が一気に7~8%下落したことがあります。
案の定その後2度に渡って上方修正されましたが
株価は元に戻りませんでした。
下方修正の常連に比べればマシかも知れませんが
私に言わせれば上方修正の常連もどうかと思います。
どちらにしても修正の常連は見込みが甘いことに変わりなく
その後は特別に事情がない限り決算時の持ち越しは控える様にしています。
とりあえず、今月7日と27日は要注意ですね(^_^)。
あくまで企業決算時の話だと考えて下さい。
特に本決算と同時に発表される向こう一年間の業績予想が曲者で
自分の経験では持ち越して成功した方が明らかに少なかった様に思います。
配当や優待に関してもトレンドを無視して権利を取りに行くと
思わぬ落とし穴に落っこちる場合があります。
但しFOMCも花咲薫子さんが仰る通り4月~6月は要注意でしょうね。