☆株主優待ってお得?(初心者の方へ)

kabukabumanさん
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株主優待はオリジナリティの高いものや極一般的な優待券、金券、食品類など様々です。

でもこの株主優待って本当にお得なのでしょうか?

 

「A社の株主優待が欲しい、株価も割安だから買っても損はなさそう」

そう思って飛び付いた株が権利確定日の翌日急落したという事例は良くあることです。

1万円相当の優待券を貰う為一夜にして5万円の含み損を抱えた時の投資家心理は恐らくこうでしょう。

「こんな高い優待券になるとは、納得出来ないから株価が戻るまで待たなきゃ損だ」

すぐに株価が戻ればいいのですが、運良く半年や1年待って戻してもその機会損失は計り知れませんし

精神衛生上も良くありません。

 

そもそも株主優待制度は長期保有株主に対する企業の感謝の気持ちであると私は解釈しています。
ですから優待目当てで権利確定日に最小単位を買う投資家に企業が感謝するのは可笑しな話です。
優待を貰った上にキャピタルゲインまでゲットしようなんて、それはちょっと虫が良過ぎるのでは?
つまり株主優待が欲しくて買った株は下がって当たり前と考える方が合理的という訳です。


それでも優待が欲しいという人は最小限の資金で最大限の優待をゲットしましょう。
例えば1~10株保有で5千円のお米券、11~20株で1万円のお米券という基準ならば

1株又は11株買うのが賢い買い方です。
もっとあくどい方法は知人に協力を求め、自分一人で10株買う代わりに9人に買い付け代金を渡し

総勢10人が1株ずつ買えば合計5万円分のお米券を手にすることも理論上は可能です。

あまり感心は出来ませんが。

 

いずれにせよ1万円分のお米券を貰って2万円損しても何となく得した気分になる人は

株式投資の世界で絶好のカモになる人だと思います。

 

key  word

「株主優待は中長期投資家に対するご褒美であると考えよ!」

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