斬！ザ・マーケット 2011/3/18 金曜日

[坂本 大介さん]

日経平均反落して再び9000円割れ。寄り付きから歴史的な円高の影響で

輸出銘柄は軒並み売られましたが、

円高一服と福島原発事故処理の効果をみて先物の買い戻しが起きました。

日経平均は8962.67円131.05安でした。

NY市場は反発。福島原発事故対応の進展を好感したうえ、

雇用や景気の経済指標が予想を上回った事で終日堅調に推移しました。

ダウ平均は11774.59ドル161.29高

急激な円高となった為替相場の原因は、

海外勢の円調達の動きが主要因だったと言われています。

ドル円は乱高下、日銀の介入警戒感もあります。

ドル円は79.12円ほど

ユーロ円は110.86円ほど

福島原発の事故処理はまだ今後も注意が必要であることに変わりありませんが、

前日の反動や米国株高が好材料になって買い戻しが入る可能性もあります。